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FX(外国為替証拠金取引)は、一定の保証金を担保に、
その保証金の何十倍もの単位(金額)の為替取引をおこなうことができる、「外国為替取引」のことです。
個人投資家が、自ら外国為替市場に参入し、投資や通貨変動のリスクヘッジを
銀行やファンドなどのプロとほぼ同じ条件、環境で行うことが出来るようになった商品が
外国為替証拠金取引(FX)です。
FXは、外国為替市場で為替差益を狙うだけの投資商品ではありません。
高金利通貨などに投資をすれば、外貨預金的な運用も可能です。
多様な外貨投資のニーズに応えられる取引として今、投資家の注目を集めています。
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FXの特徴は?
- プロの為替ディーラーとほぼ同じ環境で為替取引ができる。
- 少額から為替取引ができる。
- リアルタイムの為替レートで取引ができる。
- スワップ金利目的なら、外貨預金のような運用もできる。
- 原則24時間(土日は除く)取引ができる。
- 取引コストが格段に安い。
- 外貨預金では取り扱っていないようなマイナー通貨へ投資ができる。
- リスクの許容範囲を投資家自身で決めることができる。
- 追加の証拠金を求められるまえに、自動的に損失を限定するシステムがある。
- 高レバレッジなら、資産効率が高い。(但しハイリスク)
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他の外貨建て金融商品と比較すると?
外貨建て金融商品 |
特徴 |
外貨預金 |
外貨で預金、銀行などで取り扱い。外貨の金利で利息がつくが、取引レートは当日の仲値が基準。 |
外貨建て投資信託 |
円以外の株式や債券が組み込まれた投資信託。 |
外貨MMF |
外貨投資信託の一種。海外債券を主に組み込んだもの。 |
外国債券 |
外国政府・企業が発行する債券。個人は投資信託などで投資可能。 |
外国株式 |
海外の株式市場に上場している企業の株式。中国株やインド株などが人気。 |
FX
外国為替証拠金取引 |
本来、一部金融機関のみが取り扱っていた為替取引を個人へ小口化。
売買コストは外貨預金の数十〜数百倍も低い。
証拠金を差し入れることで、所持金の何倍もの金額の取引が可能。
もちろんその金額分の金利も付いてくる。とにかく外貨建て商品の決定版ともいうべき金融商品。 |
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具体的な取引例
例えば、1万ドル(1ドル=100円と仮定)を外貨預金で運用しようとすれば、日本円で100万円を銀行へ預け入れなければなりません。
FXでは、FX会社にもよりますが、1万ドルを運用するのに10万円もあれば十分に可能です。
これは、10万円を証拠金(担保)として差し入れることで、資金100万円を借りて、それをドルで運用するという仕組みだから可能なのです。
この、証拠金に対する運用倍率を「レバレッジが何倍」という風に言います。
この例ですと、10万円で100万円(1万ドル)を運用するわけですから、レバレッジは10倍ということになります。
1万ドルを運用するには…
外貨預金だと … 100万円必要
FXだと … 10万円で可能(もちろん、スワップ金利は1万ドル分の金利がもらえます。) |
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